この記事では、
家庭菜園初心者が
無農薬・無化学肥料の畑で
冬にんじんを畑で育ててみた
体験についてお話します。
にんじんはほとんど手間がかからない作物なので、家庭菜園にすごくおススメです!
今回の記事では、種まきから発芽までをご紹介します。
それではさっそく見ていきましょう~
種まき
栽培した品種

今回栽培したニンジンは「紅あかり」と「オランジェ」の2種類。
紅あかりは、暑さや寒さ、病気に強い初心者向けのニンジンです。
裂根が少なく、畑に比較的長期間保存できるのが特徴。
一方オランジェはカロテンを従来品種より50%ほど多く含むニンジンです。
こちらも裂根が少なく、貯蔵性が良いことが特徴。
初心者なので、育てやすい品種を選びました。
種まき
9月12日、さっそく種をまいてみました!

紅あかりは緑色の細長い種でした。

こちらはオランジェの種。
周りがコーティングされているため、少し大きいです。
木の板でくぼみを作り、そこに種をひねりまきしていきます。
種をまいたら、上からふるいにかけた土をかぶせて出来上がり~。

この時、簡単な実験をやってみました。
それは、
「種をまく深さは発芽率やその後の成長に影響を与えるか?」
という実験です。
実験結果については、こちらの記事にまとめました↓

さいごに上から不織布をベタ掛けして完成です!

不織布は害虫防止、乾燥防止、保温に効果があります。
あとは発芽を待つのみです。
発芽を確認!
種まきから10日後の9月22日。
畑に行き確認したところ、
まだ4分の1ほどしか発芽していませんでした…。
この10日間は雨が少なく、乾燥していたからかもしれません。
そのため乾燥対策にお酢を薄めた水をたっぷりやって、残りの発芽を待つことにしました。
その4日後の9月26日、畑に行ったところ、、、

8割以上の種が発芽していましたー!
水をたっぷりやったのが功を奏しました。
ネキリムシに食べられた!
ネキリムシの被害
種を播いてから28日後。畑に行ってみると、、
あれ?
上の方のにんじんの葉っぱが所々少ない・・・??

これはもしや、、
苗の憎き大敵
ネキリムシ
にやられていました!!(´;ω;`)
ネキリムシは犯行現場の近くに潜んでいることが多く、その部分は柔らかくなっています。
そのため掘って探してみましたが、前日に雨が降ったせいで全体的に土が柔らかく、犯人確保できず…。
苦渋の決断で、捜査は次週に持ち越しました。
被害が広がらないことを祈るばかりです。
ネキリムシ対策にはどんなものがある?
にんじんだけでなく色んな苗の株元を食いちぎり、ダメにしてしまうネキリムシ。
その対策について週末農業学校の先生や知り合いの方に聞いてみました。
- アルミ箔や太めのストロー、硬めの紙を切って、茎の周りに巻く
- 切ったペットボトル等で苗全体を取り囲み、ネキリムシが近寄れないようにする
- たまごの殻を砕いて株元にまいておく
にんじんの場合、
1や2のように一本一本に対して対策するのは現実的ではありません。
なので3のたまごの殻を撒くのが対策としては良さそうです。
こまめに畑に行って、初期の段階でネキリムシを取り除くことができたら一番良いんですけどね。
畑が遠く、週末しか見に行けないのがツライです。
にんじんの成長初期
それから約1か月後(種まきから約2か月後)の11月7日。
葉っぱが青々と成長していました!

上側はネキリムシの被害が大きかった部分。
幸いにも、被害は1か月前の時点で食い止められていました。
たまたま上側のにんじんのみ害虫にやられ、その後天敵に食べられたため下側のにんじんは無事だったのでしょうか。
余談ですが、上側半分はかんたが種まき&世話をしていたため、下との違いに拗ねていました(笑)
だいぶ大きくなったので、次は間引きです!

次の記事につづく!
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